いよいよ今年6月にフランスで開催されるUEFA欧州選手権。
今大会は本戦出場チーム数か16から24となり、決勝トーナメントも1ステージ分絶賛増量中というからあげ君的なノリで迎えられる。
・・・というわけで、そもそも何故この時期に予想するのかも良く分からないんだけれども、ちゃちゃっと予想していくで。
グループA1位 | フランス | 9 |
2位 | スイス | 6 |
3位 | アルバニア | 1 |
4位 | ルーマニア | 1 |
グループB1位 | イングランド | 7 |
2位 | ウェールズ | 7 |
3位 | スロバキア | 3 |
4位 | ロシア | 0 |
グループC1位 | ポーランド | 9 |
2位 | ドイツ | 6 |
3位 | 北アイルランド | 3 |
4位 | ウクライナ | 0 |
グループD1位 | スペイン | 7 |
2位 | トルコ | 4 |
3位 | クロアチア | 4 |
4位 | チェコ | 1 |
グループE1位 | ベルギー | 7 |
2位 | アイルランド | 7 |
3位 | イタリア | 3 |
4位 | スウェーデン | 0 |
グループF1位 | ポルトガル | 7 |
2位 | オーストリア | 6 |
3位 | アイスランド | 4 |
4位 | ハンガリー | 0 |
英国贔屓な雰囲気になってる気もしないでもないが、イヤ、この予想には自信あるねぇ。
A,C,Fあたりはあまり説明いらないと思うんで、じゃあまずは
Bについて。
イングランドは
予選で無敗。
ダークホースと目されるスイスも寄せ付けない強さだったので文句なしの1位。
迷ったのは予選でスペインを破ったスロバキアと、ベルギーを破ったウェールズの2位争い。
ただ、短期決戦において、
勝負を決められるアタッカーの存在がどれ程の物かと言うところで、
ベイルやら
ラムジーやらが居るウェールズの方が一枚上かと判断。
Dは一番の激戦区。
チェコは予選1位通過、そのグループでプレーオフに回ったのがトルコだった。
ただ、直近の数試合でトルコは絶好調。
オランダ、トルコ、チェコを相次いで撃破しプレーオフまでこぎつけた勢いがあるので、ダークホース候補。
予選でイタリアをも苦しめたクロアチアとハイレベルな2位争い。
Eについてはこれ、一番自信あるよ、逆に。
アイルランドは
ウォルタース、ロング、マーフィーの「
バイオレンス・スリー」(←ワイ命名。流行らせたい)が
ドイツ、イタリア、ポーランド等の強豪たちを苦しめてきた。
ついでにW杯前に
モントリーヴォをぶっ壊したのはこのアイルランド代表。
アレックス・ピアースさんです。僕はチクリ魔です。
スロースタートのイタリアは初戦がベルギーなのが不幸。
チームとしてはイタリアの方が完成度高いんだろうが、タレント軍団・ベルギーの勢いに刺されてしまうと予想。
さて、次は決勝トーナメントの予想しちゃうゼ
※A~Fグループで3位となったチームのうち、勝ち点上位の4チームが決勝Tに進出します。
詳しいルールは
大会規定(英語版)にて。
俺は読めねぇ。
今一つ調子の上がらないドイツは何とかスイスには勝つが、スペインを破るほどの勢いは無いだろうと。
ポルトガル代表のファンの方には申し訳ないですが(粕谷ボイス)、アイルランドやるで。
ただ、イングランドとの因縁の対決は、放り込み戦術に対しての戦い方を熟知しているイングランドが順当に勝ち上がりそう。
アイルランドと同様に今大会の台風の目となりそうなポーランドだけど、ディアブル・ルージュがひねり潰すんじゃないかと。
ベスト16で戦うのがもったいないのがどちらもダークホース候補であるウェールズとオーストリア。
どちらも守備陣に信用できるメンバーが揃ってるし、試合を決定付けられる攻撃のタレントも揃ってる。
どっちも頼りになるCFだけが居ない、という所まで何とも似てる両チームの対決は、とにかくベイルが決めてウェールズが勝つ。
ただ、ベイルだけで勝つことが厳しそうなのがフランス。
昨日こんなニュースが報じられた
ベンゼマ、代表復帰とEURO出場へ前進か バルブエナとの接触制限解除ベルギーをタレント力で上回れるのはこのフランスくらい。
開催国様の勢いはウェールズの堅い守りを打ち破り、タレント軍団すら寄せ付けない強さを見せるんじゃないでしょうかねぇ。
左のブロックに戻って、イングランドとスペインの準決勝に関しては願望です。以上。
決勝に関してはもっと願望です。
一応決勝の両チームの予想スターティングメンバーを用意したので
何となくルーニーは出場停止という設定でやってみました。
ウェルベック、ミルナー、ヴァーディと前線に守備出来るタイプの選手を並べたのがポイント。
フランスの方はただベンゼマとヴァルブエナが共演してるのが見たいということだけで組みました。
イングランドは4-4-2ではなく、まさかの4-5-1のブロックで徹底的にカウンター戦術。
中を消しながら単調な攻めに追い込み、ストーンズとスモーリングがはじき返す!
こぼれ球をいち早く拾ったヘンダーソンが一気に右サイドのスペースに蹴り込む!
それをヴァーディが拾いコシェルニーを置き去りに!
しかし逆サイドからしっかりチェックに来ていたのがヴァラン。
ここでヴァーディは切り返し、そして一旦ボールを落ち着かせる。
するとヘンダーソンが右45度のあたりでボールを受けに来たのでそこにはたく。
ヘンダーソンはチェックに来たシュナイデルランをキックフェイントでかわそうと試みるが、そう簡単にマークは外れない。
その後2,3回牽制を入れていると、エヴラやマテュイディも戻ってきた。
「まずいぞ・・・・・。このままではせっかくのチャンスなのにボールが奪われてしまう・・・。」
ロスタイムを迎えたサン=ドニは、来る劇的勝利へ向けて延長戦を歓迎するムードさえ漂う。
足が重くなる。
全試合フルタイム出場を果たした身体と、この大事な試合でキャプテンを任され重圧に押しつぶされそうな心の両方が意識を鈍らせる。
「・・・・もう・・・だめなの・・・か・・・?」
光を失いかけたヘンダーソンの眼前に飛び込んで来たのは“背番号7”だった。
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「何を言うんだジャック!今代表入りの夢を諦めちまったら、きっとお前の今後のサッカー人生にも影響するぜ!考えなおせ!」
アーロン・ラムジーがそう強く問いかける男の名は、ジャック・ウィルシャーである。
「やめてくれよアーロン。俺はもう終わった男なんだ。」
ウィルシャーは水煙草をふかしながら言う。
「いつだって俺は大事な時期に怪我、スキャンダル、そうじゃない時だって『どこで使えばいいのか分からない』なんて言われて煙たがられるんだ。ああ、確かに俺は煙草を吸うけども煙たがられる人生なんてゴメンだね」
ピシィ・・・・・!
「・・・・・!」
「お前は変わっちまったよジャック。昔はもっと陽気でおめでたい奴だった。正月生まれだし。そしてお前の自信漲る美しいプレーに俺達は酔わされたもんだよ。
しかし、今じゃどうだ。お前は煙草の誘惑にすら負けちまうクズ人間に成り下がっちまいやがった!」
「てめぇいい加減!」「ジャック!!!」「・・・!!!」
「まだお前は立ち直れるんだジャック・・・。
大会が始まれば俺たちは敵同士だ。俺はどうしても同じピッチでお前と戦いたんだよジャック。
お前の今の苦しい気持ちは分かる。それでもどうか立ち直ってくれジャック!」
「アーロン・・・。」「何だ・・・ジャック・・・。」
「ウェールズなんて敵じゃねえんだ。俺達は優勝を目指すぜ。」
「・・・ケッ、馬鹿野郎・・・!」
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「・・・ジャック!・・・頼むぞ・・・!」
ヘンダーソンの、チームの、そしてイングランド中の希望を乗せたボールは、途中出場のウィルシャーの足元収まった。
しかし、神はイングランドを見放してしまったのだろうか。
ボールは利き足では無い右の、それも深い位置に収まってしまった。のだ。
「クソ・・・これまでなのか・・・。」
パスを出したヘンダーソンは両の拳を握りしめ、唇を震わせた。
ほんの数秒のズレがあっただけで相手のブロックがしっかり出来上がってしまい、チャンスを逸してしまうことがあるのがサッカーの世界。
現にウィルシャーに対してもマテュイディがすでにシュートコースを切りながら近付いて来ていた。
「撃たせんぞ!」
その時であった。
「!?」
なぜかウィルシャーはペナルティアーク目前でボールを左足の前に置き、絶好のシュートチャンスを迎えていた。
だが、
「まだだ!」
今度はセンターバックのヴァランが対応しに来た。
しかし、
「ポグバはポグバ」
「バークリーはバークリー」
「そして俺は・・・・・俺は誰だ?」
「?」
「オレの名前を言ってみろ・・・!!」
「オレは誰なんだよ」
鋭いキックフェイントでヴァランは思わず体が倒れる
「ウィルシャー・・・!!」
「おう、俺はウィルシャー」
「あきらめの悪い男・・・」
スタンドにいるラムジー「・・・・2年間も待たせやがって・・・・。」
スラムダンクじゃなくてEURO16お楽しみに・・・・・・。